カツオというのは脂肪の含有率が少ない魚です。タンパク質の方は、豚や牛よりもいあるという健康食品です。その上、中性脂肪やコレステロール値を低下してくれるEPA、脳を活性化してくれるDHAも含まれています。とくに、血合いには、ビタミンAのほかに、造血作用があるB12、鉄分というような栄養素がとても豊富です。レバーと同じような栄養価があるので、貧血気味の人にとてもよい食材です。また、血圧の正常化、肝臓の働きを強化するなどの効果がありますし、タウリンも含まれています。カツオというのは、老化防止や生活習慣病の予防、病後の滋養食としてもとても良いといえます。刺し身もいいですし、たたきや照り焼き、蒸し物といったものに、どんどん利用しましょう。カツオは時速60キロで一生泳ぎ続けます。カツオというのは、人の体内に蓄積する疲労物質を消去するパワーがあるそうです。その主な働きというのは、カツオだしの栄養分である、アンセリンやカルノシンです。カツオ節は料理にとても取り入れやすいものです。カツオブシを取ることで、栄養素を効率よく摂取することができます。カツオの効能をまとめると、強壮・強精作用・血栓症の予防、貧血の改善、コレステロール低下です。カツオ節のイノシンは、昆布との組み合わせが最高の出汁になります。野菜をどっさりいれた味噌汁などにどんどん使っていきましょう。カツオの旬は貼ると秋です。春は初ガツオ、秋は戻りガツオで、DHA、EPAもたっぷりです。滋養強壮に効くと言われる民間療法で、血合いと肝をすりおろしたショウガと醤油で和えます。それを煮きった酒に加えて弱火で煮詰めたものをいただきます。カツオは油で揚げても美味しいです。

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