グルコサミン

グルコサミンは、軟骨や関節液に含まれ、クッションの役割を担っているアミノ酸の1種です。体内ではN-アセチルグルコサミンとして存在し、日本ではグルコサミン塩酸塩が食品添加物として認可されています。テレビなどでは「ひざの痛みに効く」などと宣伝される事がしばしばありますよね。間接の軟骨は「ムコ多糖類」という粘々した物質でつくられています。グルコサミンは、体内でこのムコ多糖の構成成分となるのです。この合成能力は老化とともに衰えていきますが、グルコサミンを補給する事によって、軟骨のすり減りを抑え、関節の動きをなめらかにする事で関節痛を改善する効果があるのではないかと期待されているのです。海外で行われた複数の臨床試験でも有効性が示唆されています。変形性関節症(硫酸塩)、変形性関節症の鎮痛(塩酸塩)、顎関節関節炎(硫酸塩)などに有効性があるとされています。

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