カイコだけに懐古的なマルベリーの味

あの良き時代の「桑の実」の味を、現代の子どもたちは知らないんだろうなぁと、最近は、都会ではめっきり見かけなくなってしまった「桑の木」を眺めながら、娘にぼやいてみたら、「マルベリーでしょ」と、いとも簡単に返されてしまいました。

最近は、「桑の実」はドライフルーツとして活用され、世界各地でスーパーフードなどとも呼ばれ、低GI食品として、朝食に人気の高いグラノーラという食品などに混ぜて女性などに好まれて食べられているのだそうです。こんな話しを聞かされても、なんのこっちゃというような話しの内容で、全く分からなかったのですが、「桑の実」は最近、“マルベリー”として復活しているようです。

桑の実だけに、懐古(カイコ)的に昭和の良き時代を想い酔いしれてた自分に一気に醒めてしまいました。スーパーフードだとか、低GI食品やら、グラノーラ・・・、時代とともに食生活も変わるのでしょうが全く言葉の意味が分かりません。

ジェネレーションギャップや、年代の違いなのでしょうが、私達、昭和の人間たちにとってのスーパーフードは、高麗人参や朝鮮人参、冬虫夏草といった、滋養強壮をうたった商品であったので、まさか「桑の実」が、“マルベリー”などのおしゃれな食品となってスーパーフードと呼ばれているなんて、令和の時代に思いもよらない発見でした。

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